color_boxの復習帳

復習します

rubykaigi2016に行ってきた<三日目>

10日ほど遅れたが 例によって印象に残ったものに関して感想戦

DeleteDrivenDevelopment

コードを削除して読みやすくしようという話。

短いコードは読みやすくわかりやすいため、使われていないコードを削除することで、開発スピードを上げることができる。

コードの対して構文解析を行い、どこからも呼ばれていないコードを削除することで、そのような開発スピードの向上を図る。

そのように、構文解析を行いと不要コードのあぶり出しをしてくるのが下記gem github.com

構文解析で呼ばれていないメソッドを探るときはsendなどのメタプログラミングが問題になる。 sendに加えて、callbackなども問題になるが、こちらはrailsであれば設定によって対応が可能で、追加はそこまで難しくないそうだ。

また、セッション中に言及されていたブログ記事はこちら Ned Batchelder: Deleting code

動画 rubykaigi.org

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more fun to compute

音が出るセッション。

Sonic Pi というソフトウェアを使うことで音を出せる。

ただ音をだすのではなく、プログラマブルに音を出せるというのがポイント。

例えばRSpecなどのテスト結果と接続すると、テスト結果の可聴化が可能。

プログラマブルな音声出力」が気軽にできるというのは、色々応用がききそう。

Sonic Pi sonic-pi.net

動画 rubykaigi.org

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rubyによるゲーム開発

ゲーム開発というトピックに興味があったため参加 ゲーム開発に関するよもやま話が聞けた。 残念ながらrubyに関する話はあまり聞けなかった。

ただ、A Dark Roomのweb版は非常に面白いゲームだった。 adarkroom.doublespeakgames.com

動画 rubykaigi.org

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3日間総括

すべてのセッションを理解しようとすると下記知識が必要になり、その点でハードルが上がっていた気がする。

  • rubyそのものの開発に関する知識(つまるところC言語)
  • gemなどのrubyを取り巻くエコシステムに関する知識

自分は後者の知識はそれなりにあるが、前者の知識はそこまでない。

その辺を補強できれば、この手のカンファレンスでの情報吸収が効率的になると感じた。

自分が理解できるセッションを選んで聞くのもありだとは思うが、そればかりしていると見識が広まらないのでたまには自分のよくわかってない範囲に飛び込むのも重要そう。

また、セッションの半数は英語で行われるため、リスニング能力の強化は必須。 次回までの課題。

あと、白鳥が癒やしだった。